膝関節の痛みに悩んでいるのは、何も中高年ばかりではありません。
膝の病気は若い人にもよく見られるのです。
加齢、肥満等により、膝関節の破壊に伴って炎症を起こす中高年のケースとは異なり、若年齢における膝の疾患では運動中のケガが多く見られます。
下記は、運動中の部位ごとの疾患の発症頻度の統計です。
一見してわかるように、圧倒的に膝を含む下半身に集中しており、膝関節・大腿が一番多いのです。
膝関節・大腿: 約25%
腰: 約25%
足関節・下腿:約10%
その他:約40%
運動中にケガをする原因としては、主として次のようなものが挙げられます。
◆過度に使用したためにおこる関節炎。
◆転倒、ジャンプの着地などでバランスをくずした倒れ方でひねったりしたためにおこる半月板損傷や靭帯損傷。
◆直接外部からの力が作用しておこる捻挫・打撲。
運動によって膝に発生する疾患の大まかな頻度は下記の通りです。
関節炎・関節痛:約32%
捻挫・打撲:約18%
半月板損傷:約16%
その他:約34%
若い頃、運動部に所属していた方なら誰でも、一度は経験した(聞いた)ことのあるものばかりではないでしょうか。
また、スポーツ別で見ると、頻度の多い順にこのような結果になります。
@バスケットボール
Aハンドボール
B陸上(中長距離)
Cサッカー
どれをとってみても相手との接触が多く、運動量の多い激しいものばかりです。
怪我は一瞬のうちに起きますが、一度した怪我によってその後の人生が変わってしまう人も大勢います。
特に全体重を支える膝関節は、平常時よりかかっている負担も大きく、怪我をした際に生活に与える影響も甚大な箇所です。
スポーツに熱くなることは大変結構ですが、常に自分の身体を第一に考える姿勢が何より大切でしょう。