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変形性膝関節症の手術

変形性膝関節症は、中高年の多くに見られる病気です。
しかし、一般的な保存療法で改善が見られなかったり、症状が末期となると、手術療法をとらなくては改善が困難となることもあります。

手術は当然、医師との相談の上で、本人が希望したときのみに行われます。
変形性膝関節症に限らず、病気の治療には本人の強い意志が重要となります。

手術をすればそれだけで、自分は何もしなくとも100%回復する、ということはありません。
術後のリハビリも必要ですし、決して簡単なことではありませんが、手術に臨む際には今まで以上に、「治そう」という強い気持ちを持てるといいでしょう。

変形性膝関節症の手術の種類

変形性膝関節症の治療として行われる手術は、大きく三つに分けられます。

一つ目が、関節鏡手術。
これは、比較的症状の軽い方に行われる方法です。
関節内に関節鏡という細い管上のレンズを通しながら診察し、手術を行っていきます。
そのため、広く切開する必要がなく、最も負担が少ない手術法です。
しかし、上記したように、重度の方の場合ですと、思うような効果は得られないでしょう。

二つ目が、高位脛骨骨切り術。
骨を切ることで、変形してしまった膝の形を矯正します。
膝の一部に集中し、かかっていた負担を分散させることで改善を図ります。
術後の回復にかかる時間が長く、入院期間が延びてしまうことや、その後のリハビリも多く必要とすることがデメリットです。

最後に、人口膝関節全置換術。
変形性膝関節症によって削れてしまった膝軟骨に、人工的に作られた膝関節をはめ込みます。
これが今最も多く行われている方法で、重度の方にも適用します。
回復が早く、効果も大きいと言われています。
しかし、人工膝関節の寿命が15〜20年程度であることから、それ以降になるともう一度手術をしなくてはならない可能性もあります。
そのため、予め年齢制限を定め、60歳以上の方を対象としている医療機関が多いようです。
ただ、人工膝関節も日々研究、開発され、この寿命も年々延びてきていますから、近い未来にはこのような年齢制限もなくなるかもしれません。


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