2008年3月25日、TBSテレビ系列の 「これが世界のスーパードクター8! 天才名医の仰天テクニック完全公開!」という番組内で、変形性膝関節症・人工関節の名医、小堀眞医師が紹介されました。
この番組は大きな反響を呼び、変形性膝関節症に悩む人々に希望を与え、多くの視聴者が個人のブログで小堀医師を取り上げたり、感想を寄せました。
番組で紹介された小堀医師とは、一体どのような人物なのでしょうか。
浜松市の聖隸三方原病院勤務、整形外科 人工関節センター 院長補佐を勤める小堀医師は、年間の230例の人工膝関節手術全てに立ち会っています。
この手術に関しては、膝関節を人工のもの(人工膝関節)に置き換える為、金属と金属の間の半月板の役割をするプラスチックが減った場合には再手術となります。
その耐久性は一般的には術後10年間迄はおよそ90%の人がゆるまずにもち、うまく使えば20年使用可能と言われています。
しかし、予想よりも早く入れ替えの手術が必要になることもあり(中には5年しかもたなかったというケースもあります)、医師の手腕が問われます。
「人工関節手術には、技術の習得、伝承が欠かせませんが、今までは、‘医局の壁’が立ちはだかっており、自由な技術の習得を妨げていました。」と語る小堀医師は、後継者の育成にも力を注いでいます。
勤務している聖隸三方原病院では、小堀医師が中心となり、多くの人工関節手術を体験したいと考える医師達の為に、研修プログラムも用意しているそうです。
小堀医師が変形性膝関節症、人工関節の名医として知られる所以は、手術の際に必要な器具や道具を患者一人ひとりに対してオーダーメイドしてくれる点にあります。
人工膝関節の治療は、まず変形した軟骨や骨を削ります。
そして、その表面に金属を被せるのですが、そこには隙間ができます。
その隙間に高分子樹脂であるポリエチレンを入れるのが、人工膝関節の手術です。
患者ごとに膝関節の形は骨の面の向きや角度等はそれぞれ異なりますが、その細かい点までも患者一人ひとりに合わせて作成してくれるので、非常にクオリティの高いものになるのです。
特に、人工関節をつける骨の面の角度に関しては一切の妥協を許しません。
というのも、たった1度ずれただけでも歩きにくくなってしまうからだそうです。
小堀医師の手術を受けた患者さん達は、術後の人工関節の磨耗も少なく、とても楽に歩けるようになったと語ります。
このようにきめ細かな手技が反響を呼び、小堀医師の手術を受けたい場合、1ヶ月待ちの状態と言われています。
そんな小堀医師の夢は、正座ができる人工膝関節を作成することだそうです。